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保護者の方へ

お母さん 勉強しなさい!は禁句です

勉強しなさいは禁句です!イメージ画像

家で繰り返し、繰り返し、何度も言っているのに全然、勉強しない。
だからお母さんのイライラは、日ごとに増すばかり。
しかし、この「勉強しなさい」という言葉では、残念ですが、
お子さんは一向に勉強しません。

むしろお子さんの「やる気」を奪ってさえいます。

反動形成?

実は上記の現象は、「反動形成」という心理現象が原因と考えられています。
「反動形成」とは、他の人から何かを強制されると反対のことがしたくなる現象をいいます。
そのため、親が「勉強しなさい!」と言えば言うほど、子どものやる気はなくなっていってしまうのです。
なぜなら、お子さんに限らず、人は誰でも皆、命令されるのが、「嫌い」だからです。
お母さんだって、家族から毎日、「料理しなさい」、「掃除しなさい」って命令口調で言われたら不愉快ですよね。

では、どうしたらお子さんが自ら進んで勉強するようになるのでしょうか。

  • 勉強に苦手意識があるお子さんは、まずその苦手意識を無くすことから始めましょう。

    進んで勉強する女学生01

    いきなり本人にとって、解けそうもない難しい問題に取り組むのではなく、
    少しさかのぼって、スラスラ解ける簡単な問題から取り組んで下さい。
    そうすることで、お子さんは、「自信」を持つことができます。
    お子さんに必要なのは、命令口調や、脅し文句、ではなく、「やればできる」という自信を持たせてあげることなのです。

    お子さんは、学校だけでなく、家庭でさえも、「あれができていない。
    これができていないじゃないか」といつも「できていないこと」ばかり指摘され、自信を失っています。やってみても出来ないのでは、どうせ無駄に終わるよ、といった不安や恐れが先になり、次の一歩を踏み出せないのです。
    繰り返し申し上げますが、お子さんに必要なのは、「やればできる」という 自信なのです。

    私は、塾での無料のカウンセリングで、必要に応じて、その場でお子さんの「良いところ」を10個書き出してもらいます。
    なかには、お子さんのダメなところはすぐに思いつくけど、
    「良いところは・・・・」と手が止まってしまう保護者の方もいらっしゃいます。

    日頃、お子さんの「出来ていないところ(ダメな部分)」ではなく、
    「良いところ」に意識を向けましょう。
    するとお子さんに対する言葉がけも変わり、
    お母さんのイライラも無くなります。

    そうしたお母さんの態度や言葉が変わると、お子さんも敏感にそれを察し、「行動」が徐々に変化します。そう、徐々に変わるのです。
    一朝一夕では、ありません。
    2、3日試したからって、効果を焦らないでください。
    まず1週間試してみましょう。間違いなくお母さんにも、お子さんにもそれぞれに変化が出てきますよ。

    進んで勉強する女学生02

間違いだらけのお子さんへの接し方

その1 「できていない」ところばかり指摘していませんか?
「お母さんは、あなたのことが心配なの」と言っていませんか?

悩む女性

あなたのことが心配という言葉は、一見子どものことを思いやっているようですが、
違います。この言葉は、子どもを不安にさせるだけです。なぜなら「心配」しているというのは、子どもを「信頼していない」ということだからです。

心配ではなく、「あなたなら大丈夫!」って信頼の言葉を掛けてあげてください。
この言葉で子どもは、不安ではなく、安心感を得ることができます。

がんばろう」、「がんばりなさい」って言っていませんか?

「がんばろう」って言われると「まだまだ努力が足りない」って感じてしまうことがあります。すると、不愉快になり、素直に受け入れられなくなります。
でも「がんばってるね」と言われると、今の自分を肯定できるようになり、
それによって「もっとできるはずだ。もっとがんばってみたい」というエネルギーが自然にわいてくるのです。

その2 あなたに当てはまるものは、いくつありますか?

  • 子供は親が貼ったレッテル、たとえば、「勉強が嫌いな子」、「片づけができない子」、「落ち着きがない子」
    「やる気がない子」などに対して過剰に応えようと努力します。

    勉強が苦手な生徒さんの多くは、親から「この子は勉強が苦手だから」と
    さんざん言われ続けているケースが多く見られます。子供は親からの期待やレッテルに応えようと努力します。
    親の期待に背いたら、見捨てられてしまうかもしれない、と考えるからです。

  • 問題行動に注目すると人はその問題行動を繰り返します。
    叱ることは、悪い習慣を身につけさせる最高のトレーニングなのです。

    子供は親から正の注目を得られないと、今度は叱られるという負の注目を集めようとします。
    ですから問題行動に注目するのは逆効果です。

  • 他人と比較してはいけません。
    ほんのわずかでも、できている部分を見つけ、それに気づかせることが重要です。

    「○○君(さん)は、できるのに、どうして、あなたはできないの?」
    学校の同級生、親戚、兄弟姉妹と比較されることにより、子供は自信を失い傷つきます。あなたが思っている以上にです。

  • 「おとなしい」のでなく、「優しい」のです。「のろま」ではなく「ていねい」なんです。
    「失敗ばかり」ではなく、「たくさんのチャレンジをしている」のです。

    これは、オーストリア出身の心理学者、アルフレッド・アドラーの言葉です。

    子供を否定している言葉を逆の面から見てください。
    ものの見方を変えるだけで世界はガラリと変わりますよ。

子供の成績は、母親の言葉掛けで9割変わる

お母さんがよく口にする「はぐくむ言葉」と「つみとる言葉」の具体例です。

  • はぐくむ言葉

    • おはよう、ありがとう、気をつけてね、
      いってらっしゃい、おやすみ
    • そうだよね
    • 信じてるよ
    • 応援しているよ
    • うまくいってよかったね
    • 時間どおりできたね
    • だいじょうぶ
    • おいしそうに食べてるね
    • 一人でできてるね
    • 成績あがってよかったね
  • つみとる言葉

    • 早くしなさい、さっさとしなさい、
      ズグズしないで
    • 勉強しなさい
    • 集中しなさい
    • なんでそんなことしてるの
    • お母さんは疲れているのよ
    • ○○さんはあんなにできるのに、
      どうしてあなたはダメなの?

習慣の法則

小さな成功を積み重ねていく。
  1. 無理をしない。
  2. 小さくて簡単なことを習慣になるまで続ける。

あなたは、行動心理学で言う
「インキュベートの法則」
を聞いたことがありますか?

習慣を身につけたいとき、少しの我慢をして、21日間頑張ると、 顕在意識から潜在意識へとバトンタッチが行われ、習慣として定着するのです。

習慣として潜在意識の中に定着すると、そんなに頑張らなくても、毎日同じことを続けることができるようになります。
潜在意識の中に、良い習慣を植え付けましょう。

小さな、簡単な事でいいのです。
多くの人は小さな事をバカにしがちですが、本当に小さな、簡単な事でいいのです。
毎日、自分の成長に役立つ、小さな簡単な事を実行しましょう。
そうすれば、それを忘れた頃に、あなたは遠くまでたどり着いているでしょう・・・
当初は大きく見えた目標を達成してる事でしょう・・・

そう。
小さな簡単な事でいいのです。
目標を達成したら、別の目標を設定して、また、小さくて簡単なことに挑戦してみましょう。

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